為になるはなしを入手 その2
海外パック旅行の下限価格を航空会社1社と大手を中心とした旅行業者9社が話し合って決めていた疑いが強まり、公正取引委員会は実態調査に乗り出した、という新聞記事がありました(『日本経済新聞』1989年1月26日付)。
この記事によると、これら各社は、ハワイ・ツァーなど値崩れが激しい海外パック旅行の価格について話し合い、下限価格を設定し、互いにそれ以下の値段では販売しないよう取り決めていたというのです。
現在、海外パック旅行の価格に対しては、IATAが、ハワイ、ヨーロッパなど各方面別に最低販売価格を設定、旅行業者はこれを守る取り決めになっています。
海外パック旅行の価格はカルテル価格なのです。
しかも、この取り決めは、航空法の規定により、独占禁止法の適用除外になっています。
しかし現実には、この取り決めは形骸化しつつあります。
この取り決めを無視した格安の海外パック旅行が市場に大量出回っていることがこれを物語っています。